学校法人 松商学園
理事長 田口 敏子
教育の力を信じ、学園の更なる飛躍を
この度、学校法人松商学園の理事長に就任いたしました田口敏子です。これから法人運営に携わることとなりますが、誠心誠意取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
さて、松商学園の歴史は、明治31年(1898)、福沢諭吉の薫陶を受けた青年教育家木澤鶴人先生が、この信州松本に開いた戊戌学会に始まり、以来125年を超える長きにわたり、「自主独立」の建学の精神のもと、多くの稀有な人材を輩出してまいりました。この間、時代の求めに応じて規模を拡大し、今では松本大学大学院、松本大学、松本大学松商短期大学部、松商学園高等学校、松本秀峰中等教育学校を要した、約4,000名の学生・生徒が在学する総合学園となっています。
私の母校でもあります松商学園高等学校では、硬式野球をはじめ、様々なスポーツや文化活動で輝かしい功績をあげ、文武両道でその名を全国に知らしめてまいりました。また、松本大学、松本大学松商短期大学部では、全国に先駆けて地域貢献を標榜する大学として、地道かつ迅速に取り組むことで、内外から高い評価を受け今日に至っております。さらに、松本秀峰中等教育学校は、長野県初である中高6年間の完全一貫教育校として、豊かな人間性や知性を育みながら、ハイレベルな教育と高い進学実績を誇っています。
今、我が国は、未曽有の少子高齢化、地域間格差等、様々な問題に直面していますが、学校法人松商学園は、我々が理想とする教育の力を信じ、地域社会の問題を解決できる人材を育成してまいりたいと考えています。
皆様方には、本学園の目指す人材育成にご理解を賜り、ご支援、ご協力いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。